Cercanoミニヘッドライトで夜のランニングが変わった
夜間ランニング用ヘッドライトに求められるのは、「軽くて揺れない」「路面が広く見える」「装着が面倒でない」の3点です。
Cercanoミニヘッドライトは、この3条件をコンパクトな一灯に凝縮した夜間ジョギング専用ライトです。なぜ私たちがこのライトを作ったのか、その開発背景と設計へのこだわりをお伝えします。

夜間ランニングのヘッドライト選びで「失敗した」経験から、このライトは生まれた
Cercanoを立ち上げる前、私自身が夜間ランニングを日課にしていました。早朝や仕事終わりの暗い時間帯に走るとき、ヘッドライトの存在が地味なストレスになっていたのです。
市販のヘッドライトをいくつか試しましたが、どれも「走るために作られていない」と感じることばかりでした。登山や作業向けに設計された製品は機能こそ充実していますが、ランニング中の連続した振動やスピード感を前提にしていない。
そのズレが、夜ランのたびに小さな不満として積み重なっていきました。「夜ランナーが本当に欲しいライトが、市場にまだない」——それがCercanoミニヘッドライト開発の出発点です。
「重い・ずれる・眩しすぎる」── 既存品の3つの不満
開発前に私たちが感じていた不満を整理すると、大きく3つに集約されました。
- 重い:100g前後の製品は装着直後こそ気にならないものの、3km・5kmと走り続けるうちに頭部への負荷が蓄積し、首や肩まで疲れてくる。
- ずれる:走行中の振動でバンドが少しずつ動き、信号待ちのたびに直す手間が発生。ランニングの集中を何度も途切れさせる。
- 照射が狭すぎる:遠方の1点だけを照らすスポット型では、足元の段差や排水溝が視界に入らない。ネックライトも試しましたが、路面の凹凸が見えにくく、安心感に欠けました。
この3つの課題を同時に解決すること——それがCercanoミニヘッドライトの設計命題でした。
49g・120°広角照射──Cercanoミニヘッドライトの設計思想と技術的こだわり
スペックの数字には、すべて理由があります。「なんとなく軽く」「なんとなく広角」ではなく、夜間ランニングという具体的なシーンを徹底的に想定した上で、一つひとつの数値にたどり着きました。
走りながら気づいた「49gの限界値」── 重量と安定性のトレードオフを超えた方法
試作段階では、60g・55g・49gと段階的に重量を下げながら実際に夜ランで検証を繰り返しました。55gでも「悪くない」という感覚はありましたが、49gを切った瞬間に「これはいい!」という感覚が生まれました。この体感の変化は数字以上に大きな差でした。
49gを実現するために選んだのが、バッテリー容量を800mAhに絞り込むという判断です。容量を下げることは一見ネガティブですが、「走るための道具」として割り切れば正しい選択でした。
ABS樹脂筐体(90×29×29mm)を採用することで、強度を保ちながらボディサイズを最小化しています。49gは妥協の産物ではなく、夜ランナーのために計算し尽くした最適解です。
120°照射が夜ランを変える理由──「前だけ明るい」ライトでは足りなかった
夜間ランニングで最も危険なのは、視野の外にある段差や排水溝です。スポットライトのように前方1点だけを照らしても、少し横にずれた場所の凹凸は見えない。実際、私自身も暗い住宅街で視野の端の段差に気づかず、ヒヤリとした経験があります。
ランニング用ヘッドライトに120°広角が必要な理由は、路面を「点」ではなく「面」で照らすことで、足元の危険を視界全体で捉えられるからです。
以下の照射角度比較図をご覧ください。60°程度の狭角ライトと120°広角ライトでは、照らせる路面の幅が大きく異なります。夜間走行中の視野角を考えると、この差が安全性に直結します。

また、Cercanoミニヘッドライトは広角ライトと望遠ライトの2灯を搭載しています。路面全体を広角で照らしながら、必要に応じて遠方を望遠で確認できる——この2灯設計により、1台で夜ランに必要なあらゆる視認シーンに対応しています。
明るさモードについては、以下のチャートをご参照ください。シーンに応じて複数のモードを切り替えることで、照射距離と消費電力のバランスを柔軟に調整できます。

バッテリー容量800mAh(最長4.5時間)は、一般的なヘッドライト(6〜8時間)と比べると少なく見えるかもしれません。しかしこれは49gという極限の軽さを実現するための意図的なトレードオフです。
夜間ランニングの一般的な時間は30分〜1.5時間程度。4.5時間あれば週3回の夜ランを充電1回でカバーできる計算です。
「走らない時間まで光る必要はない」——この割り切りが、49gという数字を生みました。
以下のレーダーチャートは、夜間ランニングに求められる性能軸でCercanoミニヘッドライトと他社一般品を比較したものです。バッテリー効率(1gあたりの点灯時間)でも、Cercanoが上回っています。

実際に夜ランで使って変わったこと──Cercanoミニヘッドライトのリアルな体験
開発後も私自身が毎晩のランニングでCercanoミニヘッドライトを使い続けています。率直に言えば、「夜ランが楽しくなった」というのが最大の変化です。
- 装着から走り出しまで30秒以内:バンドのフィット調整が簡単で、出発前のストレスがゼロになりました。
- 5km走っても位置がずれない:滑り止め付きバンドのおかげで、走行中にライトを直す必要がまったくなくなりました。
- 路面の凹凸が自然と視界に入る:120°の広角照射で足元全体が明るくなり、段差への反応が格段に早くなりました。
- 頭が重くならない:49gは本当に「付けていない感覚」です。10km走り終わっても首への疲労をほとんど感じません。
また、ランニング以外でも活躍しています。3way仕様(ヘッドライト・手持ち・磁石固定)により、帰宅後の荷物整理や雨の日の駐輪場など、日常のちょっとした暗所でも自然と手が伸びるライトになっています。

まとめ
Cercanoミニヘッドライトは、「走る専用に振り切った49g」「路面全体を照らす120°広角」「ずれないバンド設計」という3つのこだわりを一台に込めた夜間ジョギング専用ライトです。
アウトドア兼用の重厚なヘッドライトとは一線を画す、ランナーファーストの設計思想。夜ランのたびにライトのストレスを感じている方に、ぜひ一度試していただきたいと思っています。
耐衝撃1m・IP4防水、180日保証付きで、アクティブに使い続けていただける品質も約束します。
夜のランニングを、もっと安全に、もっと快適に。Cercanoはこれからも、走る人の目線で道具を作り続けます。


